表参道をきれいに歩こう
~ 女性のための健康と美を伝えるウオーキングレッスン ~
開催日
2024年10月13日(日) 13:00~15:20
プログラム
前半 会場にて
①【女性特有の健康についてゲストトーク】
②【ウオーク講師によるレッスン】
後半 屋外にて
【外苑・表参道をウオーキング】
「ウオーキングはがんを遠ざける」を信条に日々歩きましょう!
・ウオーキングには健康改善、がん予防の効果あり。国は『健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023』で、1日60分以上のウオーキング等を推奨しています。国立がん研究センター等が定めた『日本人のためのがん予防法』でも、「禁煙」「節酒」「食生活」「身体活動」「適正体重の維持」と「感染」の計6項目の内の一つに含まれています。
運動をしっかりしていると乳がんにかかる確率が23%下がるという最新の論文データもあるように、閉経後の体重増加は罹患リスクのひとつです。再発リスク低減にもつながります。
女性に多い乳がんと子宮頸がん
・女性が一番多くかかる乳がん発症は30歳代から増え始め40-60歳代がピーク。9人に1人が一生涯にかかるとても身近な病気です。早期発見と適切な治療が大切な理由は、早期のステージ1で発見されれば、5年生存率が96-7%と乳がんの進行度と再発率・死亡率は密接に関係しているからです。
発症の年代は20歳代後半から増え始め30歳代で急増、40歳代がピークで若い女性に多いがんです。発症の原因は主にヒトパピローマウイルス(HPV)の感染ですが、HPVワクチンで感染を予防することができます。子宮頸がんは、ワクチンで予防できる数少ないがんの一つなのです。
運動以外にできる予防をしっかり心がけましょう!
・乳がん予防 『ブレスト・アウェアネス』出演者からのメッセージ
「38歳の時に大腸がんを早期発見し治療しましたが、今元気で仕事もしています。本当に早期発見・適切な治療のありがたさを身をもって実感しています。石川さんのように元気で若いうちからがんの知識を学ぶことはとても大事だと思います。」
「身近にがん経験者がいるため、20代からきちんと子宮頸がん検診に行っています。 職業柄規則正しい生活が難しいので、食生活に気を付けたりできる時に運動をしたりもしています。クリニックに行くのはためらうこともあるので、信頼できて自分に合う先生やクリニックを見つけておくことも重要だと思いました。」
「乳がんの早期発見、予防策が『ブレスト・アウェアネス』ですが、自分の身体を知ることは、子宮頸がんや他の病気にも当てはまる健康対策です。無理しすぎず、過不足なく、調和がとれていることを意味する「中庸 (ちゅうよう)」という言葉があり、皆さんにぜひ心がけてほしいと思います。自分自身の体によく耳を傾け、自分を大切にしてください。」
がんは身近な病気。がんへの理解が広まり皆で支えあえる社会に
がんになって周囲の人へ公表するか否かは個人の選択ではありますが、2人にひとりはがんになる時代。身近な人に伝えてサポートを受けることでより自分らしい生活を送れる可能性が高くなります。誰しもががんに対して理解を深め、がんになっても皆で支えあえる社会になるよう、ピンクリボンフェスティバルや日本対がん協会では活動を続けていきます。