今や、日本人女性の9人に一人が生涯で乳がんにかかるといわれています。自分が乳がんにかからなかったとしても、ご家族やお友達そして職場の上司や同僚など、実は公表していないだけで、あなたの身近には乳がんを経験している方がいらっしゃるかもしれません。そう考えると、乳がんは自分に全く関係がない、と言い切ることはできないのではないでしょうか。
私たち事務局は、こういった時代背景をとらえ、今、乳がんについて積極的に知識を持つだけではなく、乳がん患者さんやそのご家族など周囲の方々への理解を深めるべきだと考えます。ピンクリボンフェスティバルの活動も、検診受診の啓発だけでなく、乳がん患者さんの声を広めることで偏見や差別をなくし、乳がんであっても、乳がんでなくでも、皆が理解しあい、自分らしく暮らせる社会につながることを目標に、様々な取り組みを続けていくつもりです。
今年は、コロナ禍という生活の前提が大きく変わる状況に置かれ、窮屈で困難なこともありますが、一方で私たち事務局も啓発のあり方を考え直す機会にもなりました。
オンラインでより多くの皆様のお役に立てるよう、これから様々な情報を配信してまいります。ぜひご覧いただき、周囲の方々にもシェア頂けましたら幸いです。
今後とも「乳がん検診の大切さを伝え、患者さんを支えていく。」ピンクリボンフェスティバルを、どうぞよろしくお願いします。