「最新がん統計」生涯で乳がんに罹患する確率は9人に1人&「最新人口動態統計」公表
国立がん研究センターがん情報サービスがん登録・統計サイトによる「最新がん統計」が2017年罹患情報に更新され、日本人女性が生涯で乳がんに罹患する確率は、10.6%(9人に1人)となっていました。
以下のページからご覧ください。
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html#a25
また、厚生労働省が先月公表した「令和元年(2019)人口動態統計月報年計(概数)の概況」によりますと、令和元年(2019)年の「がん」による死亡数は376,392人(全死因原因1位)でした。
うち女性の乳がんによる死亡数は、概数で14,838人(前年は14,652人)でした。
また死亡率(人口10万対)は、23.4(前年は23.0)です。依然として増加しています。
主な部位別に死亡率(人口10 万対)をみると、「がん」による死亡数は女性では「大腸」と「肺」が高く、「大腸」は平成15年以降第1位となり、令和元年の死亡数は「大腸」は 24,000 人(死亡率は 37.8)、「肺」は22,055人(死亡率は34.7)となっています。
※詳細は、厚生労働省「令和元年(2019)人口動態統計月報年計(概数)の概況」を参照下さい。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai19/dl/gaikyouR1.pdf
概況(PDF)のP13 ③の表8に掲載されています。
罹患率、死亡者数ともに年々増加している乳がん。
ピンクリボンフェスティバルは乳がんで悲しんだり苦しんだりする方をひとりでも減らすために乳がん検診の大切さを伝え、患者さんを支える活動を続けてまいります。