ピンクリボンフェスティバル 2006

仙台でのウオークを新たに開催!

2006年度は、東京、神戸に加え、仙台でもフェスティバルを開催しました。3都市ではシンボルマークのピンクリボンバッジや啓発パンフレットなどを配る街頭キャンペーンをはじめ、スマイルウオークやシンポジウムといったイベント、ライトアップや街のデコレーションなど幅広いキャンペーンを展開しました。

東京

東京では、乳がん月間がスタートする10月1日に都庁で、21歳で乳がん経験者となった女性の手記を原作にした映画『ココロの星』の制作発表と、ピンクリボンフェスティバルの記者会見を同時に実施し、その後、都民広場で都庁の点灯式を行いました。ライトアップは、都庁以外にもレインボーブリッジや日本看護協会ビル、新たに表参道ヒルズやタワーホール船堀などが参加し、乳がん月間の初日を華やかに彩りました。また、同日、有楽町マリオンでシンポジウムを開催し、一般の部と体験者の部をあわせて約1,500人が参加しました。7日に六本木ヒルズで行ったスマイルウオークは、過去最多の4コースに約5,000人がピンクリボンのメッセンジャーとして街を歩きました。

神戸

3回目の開催となる神戸では、神戸ポートタワーのライトアップを皮切りにフェスティバルがスタートしました。21日の東遊園地でのスマイルウオークには約3,200人が参加し、翌日のシンポジウムにも約700人が集まりました。神戸ならではの企画として、ホテルやバーが協力してピンク色の食材を使ったピンクリボンメニューも登場。神戸でのピンクリボンフェスティバルもお馴染みとなり、定着してきました。

仙台

仙台での開催は今回が初めてで、東北地方初の本格的なピンクリボンイベントとなりました。開催にあたって「仙台ならではのピンクリボン運動にしたい」と自治体や地元の団体、企業が推進委員会を発足。月1度の会合で、PR方法やイベント集客などについて話し合ってきました。推進委員会のメンバーが街頭キャンペーンやウオークイベントのボランティアスタッフも務めました。29日のスマイルウオークでは、地元の楽天ゴールデンエンジェルスの応援を受け、約2,000人が仙台市内を歩いてピンクリボンをアピールしました。ピンクリボンマークの焼き印入りの笹かまぼこも登場し、初年度とは思えない盛り上がりとなりました。

デザイン大賞

5月の母の日に募集を開始した「第2回ピンクリボンデザイン大賞」は、ポスター部門に1,574点、東京都コピー部門に6,072点、マグカップ部門に 376点の合計8,022点が集まりました。ポスター部門の最優秀賞作品は、ポスター化し、フェスティバル開催期間にあわせて、駅張り・中吊り広告などで活用。さらに東京都は、ポスター部門とコピー部門の作品で、JR中央線、都営新宿線を広告ジャックしました。また、マグカップは、スマイルウオーク大会の記念品として参加者に提供し、人気を集めました。

フェスティバル2006の様子

フェスティバル2006の様子をご紹介します。(写真提供:朝日新聞社)

東京都庁

表参道ヒルズライトアップ

神戸ポートタワー

ピンクリボンツリー

仙台ウオーク参加者

仙台ウオーク

仙台フラッグ

JR中央線中吊り

東京ウオーク

神戸ウオーク