ピンクリボンフェスティバル 2003
2003年 ピンクリボンフェスティバルが誕生!
日本では乳がん患者会などが乳がんの早期発見の大切さを訴えるための活動を行なってきましたが、2000年頃から、日本の乳がん事情に危機感を抱いた専門医などが啓発団体を立ちあげたり、また外資系企業が中心になって独自で啓発イベントを実施したり、ピンクリボンをあしらった商品販売をするなど、乳がんの早期発見を啓発するための活動がスタートしました。その中で「1社では限界がある」「点の活動を広げたい」という企業や団体の声を受け、2002年に朝日新聞社が賛同企業9社とともに、シンポジウム開催という形でピンクリボン活動をスタートしました。
その後、活動のビジョンを「乳がんの早期発見・早期診断・早期治療の大切さを伝える」と設定し、2003年から、日々の生活の中で、乳がんを自分の問題として意識してもらいたいと、「街」と「人」をコンセプトにした「ピンクリボンフェスティバル」を開催しました。朝日新聞社が中心となり、六本木ヒルズやNPO法人大丸有エリアマネジメント協会(大手町、丸の内、有楽町の街づくりNPO法人)という街、日本対がん協会や日本音楽事業者協会などの団体と「運営委員会」を設立し、シンポジウム以外にも、ウオークイベントの実施、街のデコレーションや、テレビ朝日新社屋のライトアップ、原宿駅の16面大型広告ボードのジャックなど、規模を拡大しました。さらにYahoo! JAPANやテレビ朝日とメディアミックスさせることで、全国展開をスタートしました。
フェスティバル2003の様子
フェスティバル2003の様子をご紹介します。(写真提供:朝日新聞社)

東京タワー(10月3日)

ピンクリボンスマイルウオーク参加者と丸の内仲通りのピンクリボンバナー

有楽町マリオンにピンクリボンオブジェが登場

有楽町マリオンにピンクリボンオブジェが登場

原宿駅16面ボード(ジョイボード)をジャック