第1回ピンクリボンデザイン大賞:ポスター部門受賞作品(2005年度)

最優秀賞

南里 淳二さん/湯浅 昌彦さん

受賞作品に込められたメッセージは何でしょうか?
日本女性の30人に1人が乳がんになっているという恐ろしい現実を知ってほしいと思いました。ただし、それを淡々と訴求するだけでは、人の心には届きません。見た人が何かを感じる、強くて短いメッセージが必要だと考えました。ターゲットは、ずばり日本の女性。そこに気付いてもらうために、ビジュアルは胸そのものを日本の国旗と見立て、リズミカルに読めるコピーをつけました。女性には、自分にも関係あることだという不安、男性には、自分の大切な人を守るという責任を感じてもらえたのなら幸いです。
受賞後、何か変わったことはありますか?(周りでもご自身でも)
乳がんという病気について、そして訪れる死について、これまで深く考えたことがありませんでした。しかし、この賞を機会に少しですが勉強し、自分なりに考えられたことは有意義だったと思います。それと同時に、広告における表現の難しさを改めて知り、いい経験になりました。まだまだ力不足ですが、広告を通して、人の心を動かすことができるように、これからも頑張っていきたいと思います。
第2回ピンクリボンデザイン大賞への応募者の皆さんに一言
見た後にジワジワと感動が押し寄せるようなメッセージ性のある案を見てみたいです。あっ、僕はそれをテーマに、今年も参加させていただきます(笑)。ともに刺激しあえたらいいですね。
(南里 淳二さん)

優秀賞

佐久間 英彰さん/小栁由紀子さん

受賞作品に込められたメッセージは何でしょうか?
極論すると「乳がんは妊娠と同じくらい、女性の身近にある現象だ」と言うことです。妊娠はおかしいと思ったらすぐ病院に行くのに、どうして乳がんは行かないのか?という点を、自分事だとは思ってない若い女性に認識してもらうために制作しました。この広告を見て「早期発見の重要性」を理解してもらうとともに、近い将来、夫に「あなた、乳がんできちゃった。でも早く治療できるから大丈夫」と普通に言えるくらい、回復の望みが大きい病気であると認識されることを望みます。
受賞後、何か変わったことはありますか?(周りでもご自身でも)
ちょっとだけ仕事の依頼が来ました。(佐久間)
何年も会っていなかった友人から突然「あなたの作品を見て、私も乳がん検診を受けようと思った。」という感想のメールがきてとても嬉しかったです。(小栁)
第2回ピンクリボンデザイン大賞への応募者の皆さんに一言
正直難しいテーマだと思います。それは「まだ乳がんになっていない人にどう関心を持たせるか」と言う広告の基本的役割に加えて、「もうすでに乳がんになって心を痛めている人にどうフォローするか」も大切だと思います。

竹藤 努さん

受賞作品に込められたメッセージは何でしょうか?
乳がんというデリケートな問題を悲観的に考えるのではなく、楽観的に考える。 あれこれと考えるよりも「行動することで解決する」というシンプルで前向きなメッセージを込めました。
受賞後、何か変わったことはありますか?(周りでもご自身でも)
余計なことを考えて何もしないのではなく、「まずやってみる」ということの大切さを、改めて感じました。
第2回ピンクリボンデザイン大賞への応募者の皆さんに一言
次回は、より多くの女性が乳がんの検診に行くきっかけになるように、また乳がんに対する社会の関心が高まるような作品を応募したいです。

戸田 成人さん/近藤 修さん

受賞作品に込められたメッセージは何でしょうか?
情報網の発達により、女性も乳がんだけでなく、健康に関するあらゆる知識を身につけており、関心のない方はかなり減っていると思います。
そこで、乳がんへの関心を誘ったり、身近なものや、危険なものに感じさせることよりも、「検診へ出向くこと」への抵抗を払拭してあげることが、大切なのでは、と感じました。その時、発想されたのが「出す」という愚直な行為でした。我が国日本では、普通に生活をしていて、乳を見かけることはまずないですよね(笑)
オープンな海外の女性と比較し、ヌーディストビーチのインパクトを利用しました。決して恥ずかしがることはない、ということを国際レベルで感じる表現を目指しています。
第2回ピンクリボンデザイン大賞への応募者の皆さんに一言
おもしろいだけでなく、無意識の中に飛び込んでいくメッセージを計算した発想が大切な気がします。おもしろいだけではない、機能する広告を見てみたいです。
(戸田 成人さん)

入選

田村 卓也さん/辻井 宏之さん/長藤 由紀さん

Yahoo! JAPAN賞

岡 知行さん

受賞作品に込められたメッセージは何でしょうか?
早期発見のためだけでは無く、自己検診法などの正しい知識を身につけるため。そして信頼のおけるドクターに出会うためにも、まずは「乳がん検診へ行こう」というコンセプトで制作。メッセージがストレートに伝わるように、シンプルなビジュアルと大きなキャッチフレーズでデザインしました。
受賞後、何か変わったことはありますか?(周りでもご自身でも)
一般投票で選ばれるYahoo! JAPAN賞をいただけた事をとても光栄に思っています。また、インターネットや新聞、雑誌に紹介されたことや、駅張りポスター化されたことで、作品についてたくさんの方々から声をかけていただきました。

Yahoo! JAPAN賞 ノミネート作品

川本 潤さん/池澤 樹さん

受賞作品に込められたメッセージは何でしょうか?
乳がんの早期発見ができない(検診に行ったほうがいいとわかっていても、そうしない)臆病で嫌なことから目を背けたいという、女性の等身大の乳がんに対する姿勢を打ち出すことで、早期発見のために検診へ行く背中を押したいという想いを込めました。
受賞後、何か変わったことはありますか?(周りでもご自身でも)
大賞は受賞できていないので、変わったことと言えば心のうちの秘めたる自信くらい。
第2回ピンクリボンデザイン大賞への応募者の皆さんに一言
こういう問題は表面的な表現で勝負してほしくない。そういう意味では今回露出された作品群をそのまま参考にしてほしくもない。そうした傾向が続くようならこのキャンペーンを公募する意味がなくなってしまう。命にかかわる真剣な問題なので、真剣なまなざしをどうしたらうまく伝えられて、人の気持ちが動くかだけを考えてつくってほしいし、自分もその姿勢を忘れずにつくりたい。

谷 浩明さん/福島 基治さん

受賞作品に込められたメッセージは何でしょうか?
暗く重くなりがちなテーマをポジティブに捉えて欲しいという願いを込め、女性に関心の高いファッションというフィルターを通して表現しました。ビジュアルや色使いでも、実際にポスターとして掲載されるときのことをイメージし、生々しい表現で恐怖心をあおらないように注意しました。
受賞後、何か変わったことはありますか?(周りでもご自身でも)
東京都福祉保健局より依頼を受け、ポスターとして制作。健康保険組合をはじめ、フィットネスクラブや公的機関など、都内1,000カ所以上の施設で掲載されました。また、医療関連の仕事の依頼もいただくようになりました。仕事以外でも、周囲の女性から反響があり、乳がんに対する意識は高まったものと思います。
第2回ピンクリボンデザイン大賞への応募者の皆さんに一言
第1回目の作品には負けない、新しいアイデア溢れるポスター作りを目指しましょう。 また、ホームページで投票していただいた皆様、本当にありがとうございました。

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