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乳がんとは

日本の乳がん事情

乳がんは乳房にできる悪性の腫瘍です。多くの場合、母乳を乳頭まで運ぶ乳管から発生します。

誰でも乳がんにかかるリスクはあります。以下に当てはまる方は、注意をしてください。
40歳以上
初潮が早く(11歳以下)、閉経が遅い(55歳以上)
初産が30歳以上
出産経験がない
閉経後の肥満
乳腺疾患(乳腺症など)にかかったことがある
家族(祖母・母・姉妹)に乳がんや卵巣がんにかかった人がいる
乳がんになったことがある

増える乳がん。
女性の30~64歳では、死亡原因のトップ

日本では乳がんが増加しており、2016年には9万人の日本人女性が乳がんにかかると予測(※1)されました。
乳がんで亡くなる女性は2013年には1万3000人を超え、35年前と比べて3倍以上にもなっています。厚生労働省が発表した 「人口動態統計PDFデータが開きます(※2)」では、2015年の乳がんによる死亡数(女性)は13,584人[確定数]と残念ながら増加し続けています。女性の30歳から64歳では、乳がんが死亡原因のトップとなっています。

※1:国立がん研究センター「がん情報サービス」がん統計>2016年のがん統計予測新しいウィンドウが開きます

※2:厚生労働省人口動態統計[確定数]より_2016年9月8日発表
女性の乳がんの死亡数

年齢別に見た場合、胃がんや肺がん、大腸がんのように年齢が高まるとともに増えるがんとは異なり、乳がんは 30代から増加しはじめ、40歳代後半から50歳代前半にピークを迎えます。比較的若い世代で多くなっていますが、最近では閉経後も増えています(※3)。20代で患う人もいますので、若い時から関心を持つことが大切です。

※3:国立がん研究センターがん対策情報センター「がん情報サービス」
女性の乳がん年齢階級別罹患率(全国推計値、2012年)
人口10万人対

欧米などでは、検診受診率の向上により早期発見が増え、治療の進展とも重なって死亡率が年々減っています。その一方で、日本では国が定期的な検診受診を推奨しているものの、乳がん検診受診率はOECD(経済協力開発機構)加盟国30か国の中で最低レベルに位置(※4)し、年々死亡率は増加傾向にあります。

※4:国立がん研究センターがん対策情報センター「がん情報サービス」がんの統計'13>トピックス3を参照

がん検診受診率の国際比較<乳がん>
日本のがん検診受診率は、OECD(経済協力開発機構)加盟諸国の70-80%に対し、30-40%と極めて低い

生涯に乳がんを患う日本人女性は、現在、11人に1人(※5)と言われ、身近な病気となりました。しかし早期に発見し適切な治療を行えば、良好な経過が期待できます。部位別の臨床進行度別の10年相対生存率(※6)からみても、他のがんと比べ、限局、領域ともに生存率が高い特徴があります。

※5:国立がん研究センターがん対策情報センター「がん情報サービス」最新がん統計新しいウィンドウが開きます(2016年8月2日更新) >3.がん罹患(新たにがんと診断されること 全国推計値)>5)がんに罹患する確率~累積罹患リスク(2012年データに基づく)より

※6:国立がん研究センターがん対策情報センター「がん情報サービス」最新がん統計新しいウィンドウが開きます(2016年8月2日更新)

部位別にみた10年相対生存率(女性/15-99歳、臨床進行度別)
2002-2006年追跡例より

(*)限局:原発臓器に限局している
領域:所属リンパ節転移(原発臓器の所属リンパ節への転移を伴うが、隣接臓器への浸潤なし)または隣接臓器浸潤(隣接する臓器に直接浸潤しているが、遠隔転移なし)
遠隔転移:遠隔臓器、遠隔リンパ節などに転移・浸潤あり

ピリオド法による10年相対生存率
あるがんと診断された人のうち10年後に生存している人の割合が、日本人全体*で10年後に生存している人の割合に比べてどのくらい低いかで表します。5年相対生存率と同様に、100%に近いほど治療で生命を救えるがん、0%に近いほど治療で生命を救い難いがんであることを意味します

(正確には、性別、生まれた年、および年齢の分布を同じくする日本人集団)

はじめよう!ピンクリボン習慣

20代から月に1度のセルフチェックを心がけましょう!!

自分の胸の状態を見て触って知っておくことで、些細な変化に気付くことができるようになります。
肉親に乳がんや卵巣がんにかかった方がいる場合は、乳腺専門医と相談の上、超音波検査(エコー)などを検討してみてください。

40歳を迎えたら、2年に一度、乳がん検診を受けることが国の指針で勧められています

月に1度のセルフチェックで異常を感じない場合も、2年に1度、マンモグラフィー検診を受けてください。また日本人に多いと言われているデンスブレスト(乳腺濃度が高い)の方は、マンモグラフィーでは乳がんを発見しにくい場合もあるため、専門医と相談して超音波検査も検討してください。検診についての詳細は、お住まいの自治体やお近くの乳腺専門の医療機関にお問い合わせください。

しこりなど自覚症状がある場合は、検診を待たず、
速やかに乳腺外科など医療機関で診察を受けてください

乳がんや検診、セルフチェックなどについて、より詳しく知りたい方は

日本対がん協会ががん相談ホットラインを設けております

がん相談ホットライン

03-3562-7830
月~日(祝日を除く) 10:00~18:00 

  • 看護師と社会福祉士がご相談をお受けします。
  • 予約は不要です。
  • 相談は匿名で結構です。
  • 電話代は相談者の負担になります。
  • 相談時間は原則20分です。
  • 相談の秘密は厳守します。

なお、相談内容については、日本対がん協会が個人を特定しない統計情報として使用する場合がありますのでご了承ください。

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